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はずだった。刺される寸前、思わず目を瞑った。すぐに少しの痛みがはしったが、激痛とまではいかなかった。levitra 薬
目を開けると、驚きの表状をしている咲の顔が映った。彼女の見つめる先、つまりはタガーナイフの刃先はほんの少しだけ俺の皮膚を切り裂いていた。 だが、それ以上は深く刺すことはなかった。いや、刺せないでいた。何故なら、タガーナイフはいくつもの手によって掴まれていたからだ。 その手は血のように真っ赤であり、裂けた皮膚から生えてきていた。 咲さんは一生懸命タガーナイフを抜こうとするが、まったく抜ける気配が無い。諦めたのか手を放し、後ろに飛んでいった。 すると、手がナイフを放した。ナイフは床に落ち、床には赤い点々ができる。手は傷口の中に戻っていった。 傷口は相変わらず痛みもあり、血も流れているので回復するわけではなさそうだ。 「・・・、咲姉、あれはゆー君の能力じゃないの?」 顔を真っ青にしていた風香が、ゆっくりと確認する様に声を出した。 「恐らくは、血を媒体とした能力、だと思われます。普通の時には、能力は発揮されていないので、傷を負った時に発動するようです。」 先ほどまでの威圧感は無く、今は落ち着いている様で、淡々と分析しながら喋っていく。 「お話し中、悪いんだが俺は殺されるのだろうか?」 俺の言葉に二人は振り返り、咲さんは申し訳なさそうにし、風香は心配して近寄ってきた。 「殺そうとして申し訳ないです。お許しください。」 咲さんが頭を下げてきた。 「気にしないで良いよ。すぐに具現化されなかったせいだし、元はといえばあんな能力にした俺にも非があるし・・・。」三鞭粒 「まあまあ、二人とも自分を責めないで。」 頭を下げあっているのを止めたのは意外にも風香だった。 それでも咲さんは頭を下げていたが、暫くすると、頭を上げ、 「先程の様子からまだ能力はコントロール出来ていないようです。なので其処を重点的に行って欲しいのです。」 それを言うと、武道場から立ち去ってしまった。 その後、能力をコントロールする修行を行い、ある程度コントロール出来るようにはなったが、相当時間を使い、日本支部の『ギルド』を出ていく日になった。 PR |
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