豊かさ

貧しさを感じる豊かさ。
狼一号:http://www.xn--1-948av66g.net/
ラブホテルで仕事をして、消費者であるお客様を見ていて感じる。
決して豊では無いかも知れないけれど、車を所有し、毎日の様に外食を楽しんでいる。
ホテル以外でも、回転寿司、ファミリーレストラン、ショッピングモール、これらで人々を見ていると、必要と思えない買い物を楽しんでいる。

本当に楽しんでいる？
そう思いながら、ぼくは眺めている。
少し前まで、そんな人の一人だった。

必要のない物のために働く馬鹿らしさ。
でも、経済はこの人達で回っている。
そして大企業が国を支えている。
国民の大半が給与所得者。
社会保障費の半額を企業が負担し、残った利益も、国が半分持って行く。
そして、その従業員達は消費する。
大半が低所得で不満を嘆く。

本当に必要なのは、豊かさがわかる貧しさ。

もちろん、誰一人として、それを気づかせる様なことは言わない。
テレビも雑誌も、消費こそが豊かさと言うばかり。
巨人倍増:http://www.kanpoucom.com/product/138.html
不要な消費をやめましょうと書く雑誌や本も、それを買ってもらうために広告をうつ。
教育が変わらなければ、この国は本質的に良くはならない。