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他の方のレビューが分かりやすいので詳細は省きますが、一橋とバークレーMBAを取得し、日系証券で5年、マッキンゼーで10年以上働きマネージャーまで勤めた優秀な女性がカンタンに書く、「採用基準」です。

特に僕が感じ入ったのは3つ。
まず「00年代以降、コンサル会社が人気、難化し、それに伴い、仕事内容や採用基準が誤解されてしまった」と言う点。
事実、僕の時期には既に学歴、フェルミやロジカルシンキングを始めとする「信じられない伝説」が某掲示板などで跋扈してました。
しかし採用のマネージャー側が「そんなものは嘘だよ!」とここで言ってくれたことで安心した、と言うか「やっぱりな(と言うような伝説が多かった」と思いました。
誤解の理由としては色々とあるけれど、やはり80年代までは日本企業の方が人気があり、大前研一のような優秀でもちょっと癖のあるタイプの人材が多かったこと(言い方は悪いかもしれないけど彼らが日系企業で出世するのは難しかったのかもしれない)。
他にも「外資系への道標」や「藤沢数希の金融日記」など男性OBによる発信者もエッジのある、と言うかありすぎる内容が多かった。
男性にありがちな事かもしれないですが、自分を大きく、誇大に難解に表現しがちで、また僕ら日本人はそれをユーモアだと穏便に受け止められない持ち主であることがあると思われます。
結論としては「コンサルファームも日系(恐らくトヨタのようなインターな企業をイメージしてる)も求める人材は同じだよ。テクニカルや数理、論理は欲しいけど小手先の奴はいらないよ。」とのことです。担当者としてこうした「外資シュウカツの実情」への理解における乖離を埋められなかったことは歯がゆかったと思うし、外資やコンサルの受験側からしても安心できる材料となりますね。あんまりこういう本が無かったから◎でした。
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