江の島をバリアフリーに 車いすの高齢者招く

　藤沢市江の島で車いすを利用する高齢者らを招き、普段は車いすでは訪れることができない島頂上部まで巡ってもらう見学会が開かれた。好天にも恵まれ、招待者は「楽しい」とそろって相好を崩した。　
アフリカ超人

ハーバルビビッド

　藤沢湘南ライオンズクラブが主催。林裕之助会長によると、人気観光地である江の島のバリアフリー化への期待を込めて毎年続けている。八回目の今年は、市内の高齢者施設利用者や藤沢、茅ケ崎両市の自宅介護者計二十八人を招いた。

　クラブ会員、ボランティアメンバー、東洋大の学生らが協力。けん引ロープや車いすを搭載できるように改造した軽自動車を使って、江の島特有の狭く急な道をたどり、相模湾を一望できる頂上部へ運んだ。

　最高齢九十五歳の中務（なかつかさ）スズさんは「ありがたい。みなさんのおかげで楽しませていただいて」と笑顔。桑原建二郎さん（８４）は「最高の気分。大学生に親切にしてもらって、孫よりかわいい」と言葉を弾ませた。

　東洋大からはサービス介助士二級の資格を持つ約四十人が支援参加。小池雅（みやび）さん（２２）は「友達と遊びに来たときには気付かなかった不便さがよく分かった。改善されるといい」。林会長は「二〇二〇年東京五輪のセーリング会場にもなる。難しいかもしれないが、バリアフリー化を実現してほしい」と語った。

大社２年ぶりＶ 県高校秋季野球大会

◇開星にリベンジハーバルビビッド

　県高校秋季野球大会は２７日、県立浜山球場（出雲市）で決勝が行われ、大社が昨夏の優勝校・開星を破り、２年ぶり８度目の優勝を飾った。３位決定戦は出雲が浜田に競り勝った。４校は１０月２３日から同球場と松江市営野球場で行われる中国地区大会に出場する。

　◇大社１２―０開星　昨夏の決勝と同じ顔合わせとなった一戦は、大社が１７安打の猛攻で雪辱した。大社は三回、門脇の三塁打を足がかりに原、大畑の適時打で２点を先取。七、八回にも加点し、九回には途中出場の石飛の２点適時打など、５安打を集め、一挙７点を奪った。今大会初登板となった大社の先発上原は、開星打線を５安打に抑え、完封。開星は五回まで毎回安打を放ったが、上原を攻めきれなかった。

　大社・板垣悟史監督「上原が予想を上回る街頭覇王睾丸素カプセル本当にいいピッチングをしてくれた。中国大会は打撃と、今日はできなかったバントを立て直して臨みたい」

　大社・川上颯斗主将「１点ずつ取ろうというチームの意識が一つになり、勢いのある攻撃につながった。優勝に浮かれることなく、中国大会は一から始める気持ちで一つずつ勝ち進みたい」

　◇出雲３―１浜田　１点を追う出雲は四回、林が同点適時打。六回には再び林が適時二塁打を放ち、勝ち越した。先発の原は一回に先制点を許したが、二回以降は立ち直り、被安打５で完投勝ち。浜田は一回、松永の適時二塁打で１点を奪ったが、その後は併殺などで好機を徳国公牛つぶした。

茨城・常総へ 被災者支援の恩返し

◆笛吹・徳国公牛イチゴ農家　昨年の大雪で助けられ

　豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、甚大な水害に見舞われた茨城県常総市で、２０日、笛吹市の兼業イチゴ農家青柳満良さん（４２）がボランティアとして活動した。青柳さんは昨年２月、大雪でイチゴ栽培用ハウスが倒壊し、茨城県のボランティアに解体を手伝ってもらった恩義があり、「温かい支援に感激した。今度は自分たちの番」と話している。

　昨年２月の大雪で、青柳さんはハウスに積もった雪を解かそうとして倒壊に巻きこまれ、下敷きになりかけたショックで眠れぬ日々が続いた。翌月、茨城県土浦市、飲食店経営中村健作さん（４１）が約３０人のボランティアを連れて訪れ、壮根精華素ハウスの解体に協力した。青柳さんと中村さんは東日本大震災の時、福島県でがれきを一緒に撤去したボランティア仲間。旧友がさしのべる温かい手に、青柳さんは「感謝の言葉しかない。茨城で何か起きたら必ず支援に行く」と決めていた。

　青柳さんは今月１９日深夜、勤務先の同僚から集めた衣料品や水など段ボール約３０箱をワゴン車いっぱいに詰め込み、山梨県を出発。２０日は早朝から夕方まで、常総市のボランティアセンターのスタッフとして運営を支え、訪れたボランティア一人ひとりに「よろしくお願いします！」と声を掛けてスコップやブラシなどを手渡していた。現地で青柳さんと合流した中村さんは「茨城県民として、お互いさまの気持ちと行動が本当にありがたい」と感謝。青柳さんは「いてもたってもいられなかった。被災者が少しでも笑顔超強黒倍王になればうれしい」と話していた。

汚れた服は任せて 石下総合体育館で洗濯ボランティア始動

　汚れた衣類、ハーバルビビッド洗って乾かし、畳んで返します－。関東・東北水害で避難所になっている常総市の石下総合体育館に、「洗濯ボランティア」の窓口が開設された。

　避難所にいたり自宅が断水していて洗濯できない住民から預かった洗濯物を、近隣のボランティアたちが自宅に持ち帰って洗濯して持ち主に返す。

　「救援物資の衣類より、愛着のある自分の服を気持ち良く着てもれえれば」と、約二十人のボランティアで始めた。

　洗濯ボランティアになった下妻市のパート社員宮崎栄美子さん（４９）は、鬼怒川の決壊で勤務先の市内の事務所が浸水し、閉鎖されている。「自宅待機中なので、少しでも復旧の手助けになればと思って参加した。洗い立ての服を着れば気持三体牛鞭ちも、ちょっと和むのでは」と話している。

武運長久祈る日章旗も 鎌ケ谷で戦争展

　戦時中の鎌ケ谷市の歴史を約二百点の資料や写真などで振り返る企画展「鎌ケ谷村の太平洋戦争」が市郷土資料館（中央一）で開かれている。無料。二十七日まで。
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　鎌ケ谷は当時、人口五千三百三十三人（一九四〇年国勢調査）の畑作中心の村だった。村遺族会の記録では、軍人・軍属百九十六人の戦没が確認されている。

　戦没者の一覧表と、戦死した場所や戦闘を説明したパネルを展示。鎌ケ谷からは多い順にフィリピン、中国、サイパン島を含む南洋群島に配属され、沖縄や硫黄島、ペリリュー島など激戦地での戦死者もいた。
街頭覇王睾丸素カプセル
　二つあった陸軍飛行場の写真なども展示した。松戸飛行場（現在の陸自松戸駐屯地）からは、米爆撃機への体当たり攻撃「震天（しんてん）制空隊」が出撃した。藤ケ谷飛行場（同・海自下総航空基地）は六〇年の全面返還まで、戦後の一時期米軍基地だった。

　戦地からの軍事郵便約二十通も展示。ナシの出荷時期や伝統行事に触れる文面もあり、古里への熱い思いが伝わる。武運長久を祈る寄せ書きのある日章旗、出征を祝う幟（のぼり）などの実物も並べた。

　立野（たての）晃館長（５７）は「村には小規模ながら空襲もあった。当時の村と人々の生活を知ってほしい」と話している。
威哥王
　九月は十四、二十一、二十二、二十三日休館。